2025.10.19
気圧頭痛さんの1日 〜ゆるっと中医学でセルフケア〜
最近、雨が近づくと「頭が重い」「むくむ」「なんかやる気出ない…」って感じること、ありませんか?
実はそれ、気圧のせいかも。
「気象病」とか「天気痛」なんて呼ばれることもあるこの不調、ちょっとした習慣でラクになるかもしれません。
☀️ 朝:「あ、今日も低気圧センサー作動中」
- 起きた瞬間から頭が重い。
- 天気予報より正確な“自分センサー”が反応。
- 「低気圧来てるな…」って、もう分かる。
中医学では、こうした不調を「水毒」や「水滞」と呼ぶことがあります。
体の中に余分な水分が溜まり、巡りが悪くなっている状態です。
🍽 昼:「食べるもので、からだの巡りを整える」
中医学では「脾(ひ)」=胃腸の元気が水の巡りを左右すると考えます。
脾が弱ると、水分代謝が落ちて、頭痛・むくみ・だるさに…。
避けたい食べ物:
- 冷たいもの(アイス、冷たいドリンクなど)
- 生クリーム系スイーツ
- 揚げ物や脂っこいもの
おすすめ食材:
- はと麦
- とうもろこし
- きのこ類
- 雑穀米
- 焼き芋(自然な甘みで脾にやさしい!)
🫖 午後:「お茶でゆるっと巡りをサポート」
気圧でだるい日は、体の中の“湿”を外に出すことが大切。
おすすめのお茶:
- はと麦茶(むくみ対策に)
- 黒豆茶(ほんのり甘くてホッとする)
- とうもろこしのひげ茶(利尿作用でスッキリ)
※できればお湯で淹れて、温かく飲むのがベスト!
🛁 夜:「気圧に負けない、養生タイム」
中医学では「気・血・水」のバランスが大切。
- 湯船に浸かって“気”を巡らせる
- ストレッチで“血”の流れを促す
- 早めの就寝で“脾”を休ませる
- いつもより10分でも早い就寝を
🌿 まとめ:気圧に負けない、ゆるっとケア
「なんか今日、だるいな…」と思ったら、
まずは食べ物・飲み物・過ごし方をちょっと見直してみてください。
無理せず、ゆるっと、でも芯のあるケアを。
それでもなんだかスッキリしない…そんな日は、鍼灸の力を借りてみるのもひとつの選択です。セルフケアも大切ですが、どうしてもつらいときは、鍼灸院でプロの手を借りて、からだの巡りを整えてみませんか?気圧に負けないからだづくり、一緒に整えていきましょう。